年齢と卵子の老化について
40代以上の妊娠が難しく菜る理由として挙げられるのが、卵子が古くなる、卵子が老化する、と言われます。
卵子は胎児のころに作られ、それ以降は新たに作られることはありません。少しずつ倉庫から出すように排卵していきます。
人間の他の細胞は急激に古くなることはないのに、なぜ卵子だけが急激に「老化する」と言われてしまうのでしょうか。
それは「赤ちゃん」はお父さんとお母さんから、「半分ずつ」遺伝子をもらうことにあります。
とっても簡単に説明しますと、卵子は染色体を半分に「減数分裂」する作業の時に、上手に半分こできないことがあります。
胎児の時に卵子がつくられて、そのまま何十年か経ってから分裂を再開するので、20才の方は胎児時期を入れて約21年ぶりの分裂再開、40才の人は約41年ぶりの分裂再開となります。
何十年かぶりの分裂再開なので、分裂を失敗してしまい、不完全な卵子を排卵してしまうことがあるようです。
減数分裂を成功させるためには
減数分裂を行う際、20才の卵だと全てが成功し、40才の卵だと全て失敗するわけではありません。
20才でも失敗する卵もあれば、40才でも成功する卵もあります。
細胞自体はもちろん一緒に年齢を重ねていますが、その時の体調(血流、酵素の状態、細胞の活性状態など)により確率は変化していくもの、と私たちは捉えています。
実際に体外受精においては、PGTーAという方法で受精卵の染色体異常の有無を調べる技術があります。
体外受精をされる場合は、不妊鍼灸や子宝整体を受けることで徐々に分裂が落ち着き、A判定の受精卵を凍結していけることを目的としています。
自然妊娠や人工授精をされる場合は、良い卵ができたかどうか調べる手立てはありませんので「妊娠」「出産」していただくことで初めて良い受精卵ができてきたことになります。
良い受精卵を得るために精子は重要!
分裂が成功し、妊娠可能な良い卵子ができたときに、悪い精子が卵子に入り込んでしまったらどうなるでしょう。
もちろん、良い受精卵になりません…。
卵子はどうしても年齢の影響を大きく受けてしまいます。
精子も精巣自体はもちろん年齢を重ねますが、細胞は3ヶ月ほどでどんどん入れ替わります。(女性の卵子は新たに作られません)
男性の方が圧倒的に「体質改善」効果が出やすいのです。
常に良い精子が受精に来てくれれば、分裂に成功した良い卵子ができた時に妊娠する可能性がグッと上がります。
良い精子は卵子に遺伝子の異常があった場合、それを修復する機能もあると言われています。
精子がよければ精子が卵子を十分に助けうることを男性側にも十分に知っていただけると男性の体質改善も進みやすくなります。
40代で妊活が成功しない場合卵子のせいばかりにされますが、精子がよくない状態であれば、正常卵子の足を引っ張ってしまうこともありうるのです。
3ヶ月という周期で入れ替わる精子は体質改善効果が早いのですが、男性は仕事が忙しくなかなか鍼灸などの体質改善に来ることが難しい場合もあります。
当院では「男性が家でできる体質改善法」が書かれているリーフレットをご希望の方にお渡ししています。
「精子」は卵子と同じくらい大切だということをぜひ男性にも知っていただけると嬉しいです。
男性も鍼灸に通える方は一緒にご通院いただいています。
東洋医学で40代以上の妊娠率を高めるには
どんな女性でも徐々に子宮と卵巣の機能は落ちてきます。
40代後半でも妊娠する人もいますが、それはどのような人なのでしょうか。
子宮や卵巣をコントロールしているのは「脳」です。
脳は意識下にはのぼりませんが、内臓を動かしてくれています。
脳が「もう子作りはやめよう」と思うと、子宮や卵巣への血流を少しずつ細くしていき、血流が悪いので新しい卵もだんだんとできにくくなり、閉経していきます。
AMHの値が高いか低いかも関係ありますが、卵の数的には余力を残したまま、脳のコントロールにより子宮と卵巣の機能は徐々に低下していくといわれています。
脳が「妊活しよう」と思ってくれるとどうなるのでしょうか。
まず、子宮や卵巣の血流は良くなり、自分自身の持てる力をしっかり発揮した卵ができます。
年齢はもちろん変えられませんが、「今出せる力を出し切った卵」はやはり強いです。
分裂する力、排卵・ピックアップの力や、着床に向かうプロセスも最善を尽くすことができたらどうでしょう。
もちろん妊娠には精子の状態も含めた外的要因もありますし、そもそも10代でも全ての卵が出産まで可能な卵というわけではありません。
チャレンジしていく中で、毎回毎回ご自身の力を出しきれた卵が排卵できれば、どこかでチャンスがやってくるでしょう。
当院の鍼灸や子宝整体でそのお手伝いができれば、、と思っております。
持てる力を発揮すること、
それが40代以上の妊活で大切なことです。
不妊の鍼灸 費用
子宝鍼灸 5000円
初検料 1800円
当院にお越しになった患者さんには、明日への希望と笑顔が一日でも早く訪れますよう、信念をもって誠心誠意努めます。
鍼灸一筋35年に至る技をぜひ体感してください。
どんな鍼灸師?どんな整体師?
鍼灸師 タニザキ ケンイチロウ:
柔道整復師ヒラサワ アイ
当院は不妊の勉強会等で若い先生に鍼灸の技や子宝骨盤矯正を教授することはありますが、当院にお越しいただいた患者さんの施術は若い鍼灸師や整体師・アルバイトに任せるというようなことは一切ありません。
子宝針や不妊の骨盤矯正は見立てと技術がすべて。この二人のスペシャリストがすべての施術を受け持ちます。
子宝の鍼治療の際の持ち物
・基礎体温表(なければ結構です)
・病院の検査結果(なければ結構です。お持ちになる際は、できまたらコピーをいただけますと助かります)
・不妊治療歴が長い場合は、簡略的に記したメモ(カルテに貼るので小さいと助かります)
・動きやすい恰好(お腹が診れるように上下わかれた服、骨盤矯正のためのゆとりのあるおズボン)
感染症対策
インフルエンザウィルス、新型コロナウィルス対策として、
空気を洗う、次亜塩素酸空間除菌脱臭機『ジアイーノ』を稼働しております。
シャープ『プラズマクラスター』3台も引き続き稼働中です。
患者様が自由に使えるエタノール消毒を配置し、
枕カバーなどもこれまで通り
使い捨ての不織布を使用しております。
スリッパ等、お一人ずつ使い捨てのもののご用意が難しいものもございます。よろしければ内履き用のスリッパをご自宅からお持ちいただいても結構でございます。(クロックスや運動靴など外履きのようなものはご遠慮いただいております)
お部屋はお1人お1人、壁とカーテンで仕切られています。
空気をまわすために、壁の一部は開けてあります。
待合室は2人まで、とさせていただいております。混み合っている時は申し訳ございませんがお車でお待ちください。(徒歩の方になるべく待合を譲ってくださいませ)
ご連絡はなるべくLINEからお願いしております。
当院は受付専門スタッフはおりません。
電話は施術や学会等ででられないことがよくございます。
不妊の針なら
愛知県岡崎市のいお鍼灸院接骨院へ
0564-54-8005
電話は往診・混雑等ででられないことがあります