腰椎分離症・すべり症
腰椎分離症・すべり症とは
腰椎分離すべり症は、バスケットボールなどのストップターンが多いスポーツを小中学生などの若いうちに激しく行うことで、疲労骨折を起こし、それが原因で椎骨がズレる病気です。
バスケットボールをしている子供の10人に1人はこの分離症を発症するともいわれています。
分離症を放置したまま成人し、30代くらいになると、分離していた骨を支える筋力が徐々に弱まってきて、腰椎が前へすべりだしてしまいます。
これを腰椎すべり症といいます。
骨折自体が痛むケースもありますが、すべり症にまでなると骨折自体よりも椎体がずれて神経を圧迫することの方がより重篤な症状となります。
腰椎分離症・すべり症の自覚症状
歩くと足が痺れて歩けなくなる(間欠性跛行)
歩き始めが痛い。
重い荷物を持った時に痛い。
かがんだ瞬間に痛い。
ずっと立っていると、足腰が痺れてくる。
強烈な痛みではないことが多いようです。
腰椎分離症・すべり症の診察
小さいころにスポーツをしていて、その時に腰痛がでていたか、ということが重要です。
痛む場所は、エコー検査にて、骨折が確認できます。
骨折によるすべり症なのか、老化現象による変性すべり症なのかを鑑別する必要があります。
また、ズレだけでなく、周囲の筋肉や靭帯の炎症をともなっているかも治療する上で重要ポイントとなってきます。
神経損傷がでていないか、打腱器による検査、MMT筋力検査、皮膚感覚検査も必要になってきます。
岡崎市 いお鍼灸院接骨院 0564-54-8005
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